トルコ旅行記 Youtubeサイト開設
弊社をご利用いただいたトルコ旅行記の著者 杉浦雅子様のYoutubeチャンネルが開設されました。 トルコ旅行記は書籍版でお買い求めいただけるとともに、ウェブサイト上でも全ページ閲覧可能です。一部ウェブサイトもリニューアルされたそうですので是非サイトをご訪問ください。 下記にトルコ旅行記ホームページ「ごあいさつ」からの全文を転載いたします。 201* 年の夏、イスタンブールの旅行社のアレンジで60才間近の主婦の私は高校二年生の息子と12日間トルコを観光しました。真夏の夜行バスも利用しての個人旅行でスルーガイド無しの初めての中東の旅でした。団体旅行とは違って現地の人やよその国の観光客に混じっての意思の疎通に失敗したり病気になったり、ドキドキの旅でした。苦労したにはしましたが、大好きなローマ帝国やオスマントルコの歴史を肌で感ずることができ、遺跡の風情は脳裏に刻み込まれて忘れることはないでしょう。 今日みなさまにこの様な無料閲覧ホームページをご用意いたしましたのは、十年来学んでいる中国語の週一回のグループレッスンで旅行の体験を少しずつ書き続けて発表しているうちに、日本に大勢来ている留学生や就学生の方々に余暇に楽しみで読んでいただき同時に語学の学習に役立てていただけたらと思いついたのが始まりです。 まず一年目は手書きの中国語で執筆し中国語学院で文法上の添削を進め、二年目はそれを日本語に置き換えました。三年目は中国語をピンイン(発音記号のローマ字)でパソコン入力し、東海地方の大学で教鞭を執る中国語のネィティブの先生に完成度の高い文章に推敲していただくことができ中国の方々にも読んでいただけるレベルにすることができました。そして四年目、一粒書房のスタッフの皆さんのご尽力でようやくいずれも現地の写真を美しく編集した堂々35ページのカラーグラビア付きのB5日本語版、A5中国語版の二冊の書籍として出版することになりました。 ほぼ完全な対訳となっていますので、ご自分の目的に合わせてご自由にご利用ください。 書籍は日本国内の中国人学生の多い日本語教育機関(大学、民間の日本語学校)や公立の図書館に各200冊の贈呈を予定しております。またアマゾンおよびこのホームページへのお申し込みで販売予定です。 ホームページも日本語版・中国語版の2部構成です。書籍に載せられなかった約500枚のカラー写真が簡単な説明とともに掲載され拡大してご覧いただけます。 お近くの図書館にない場合や購読できない方のために旅行記の本文を部分的に逐次間隔を開けて追加公開し、最終的に全128章無料公開いたします。スマホ・パソコンでご覧ください。 このホームページを通じて杉浦母子の体験したトルコ旅行の醍醐味を幾ばくかなりとも感じ取っていただけましたなら著者の私とデザイン・プログラムを担当いたしましたN.K.の喜びといたすところです。 ご挨拶が長くなりました。ではホームページの書籍公開を開いて私どもとまずはイスタンブール・アタテュルク空港でお会いし、ご一緒にトルコの旅に出かけましょう! 2016年9月25日 杉 浦 雅 子
東トルコ地方(シャンルウルファ)
ネムルト・ダーゥ(ネムルト山)(世界遺産1987年登録)★★★ ネムルト山は19世紀後半にオスマン帝国軍が偶然山頂付近を行軍した際に、山頂部が人工的な建造物であったことが発見され、1881年にドイツ出身の技師カール・ゼシュター(Karl Sester)によって本格的な発掘調査が行われた。 ネムルト山の山頂には、コンマゲネ王国の王アンティオコス1世が紀元前62年に建てた、王自身の座像を含む8 – 9 m の巨大像が並ぶ巨大墳墓があるとされているが、現在でも埋葬施設が発見されていない。この事から現在でも、宗教上の儀式を執り行う場として機能していたとする説と、王自身がそこに永眠することを望んだ墓所とする説とが対立しているが、結論は出ていない。
黒海地方(トラブゾン・リゼ)
トラブゾン スメラ僧院 谷底から270メートルほどの絶壁に立つ4階建ての修道院。 トラブゾン地方の貴重な建造物である13世紀のビザンティンの教会は何世紀もの間モスクとして使用されてきましたが、現在では修復され、アヤソフィア博物館となっています。ビザンティン絵画を代表するような壮麗なフレスコ画が教会の内壁を飾っています。 その他にもファティーフモスクやイェニ・ジュマモスクなど、モスクに生まれ変わっている教会がいくつかあります。オスマン時代のギュルバハールモスクは地方特有の建築様式を持つ建物で、美しいティー・ガーデンの中に建っています。古代の要塞の中にある旧居住区には木造住宅が立ち並び、中世の町の面影を残しています。アタチュルクが滞在した住居は博物館となっています。
エーゲ海地方(パムッカレ・エフェソス)
エーゲ海地方での観光おすすめスポット ヒエラポリス-パムッカレ ★★★ (世界遺産1988年登録) パムッカレ(Pamukkale トルコ語で「綿の城」の意味)は地面から湧き出た石灰成分を含む温泉水が山肌を流れ作られた石灰棚で有名です。 実際に石灰棚を歩くと意外な温泉水の急流に驚かされます。現在立ち入り区域は限られており、素足で歩くことが求められます。 ヒエラポリス-パムッカレはトルコ西部・デニズリ県にあるユネスコの世界遺産(複合遺産)の登録名。パムッカレは石灰華段丘からなる丘陵地の名前であり、2世紀頃、ヒエラポリスというローマ帝国の都市が存在した。現在は遺跡が残る。
マルマラ地方(イスタンブール)
イスタンブールはアジアとヨーロッパの2つの大陸にまたがる都市です。その中心を貫くボスポラス海峡は、黒海、マルマラ海、そして金角湾に注ぎ込んでいます。イスタンブールは、かつてローマ帝国、ビザンチン帝国、オスマン帝国という3代続いた大帝国の首都でした。これは、今もイスタンブールの誇りです。また、イスタンブールは輝かしい未来が期待される一方、過去の遺産も数多く残しています。 ヤロワ イスタンブール、イエニカプからフェリーボートで所要時間1時間15分程度と近いヤロワは温泉保養地として有名です。街の南西部に位置する テルマル は温泉地区の中心地で、トルコで温泉療法を楽しむには最適です。